エントリーNo.02 ガイドビーコンさま 「アクト・フェンサー」
キメっ!の一枚

【製作】 について。 スナイパー、、、それ故に、白兵戦仕様にしたいと思い
ました。 今回は白兵戦特化と言うことで春麗をイメージしつつ、SPUの
面影も残し、急造っぽさが出ればいいなぁと思いました。
肩は、小ぶりなSPUの肩に、ジェガンの肩を噛ませてポリパテで整形し大型化。 
春麗のコスチュームの膨らんだ肩を表現してみまし た。
腰リアアーマーと腰フロントアーマーは、ポリパテ+プラ板で整形しています。
実体剣はM1アストレイの物を流用しております。
足首から先もジェガンを流用しているので、ノーマルに比べ全高で頭半分以上
大型化しております。 そして春麗といえばフトモモ。 ジンクスの太ももの
アーマーを加工し流用。 腰アーマーから飛び出すほど大型化しています。
しかしながら、春麗のソックリでなく、あくまでSPUの白兵戦仕様の範疇から
逸脱しないようにしたつもりです。
また今回はどこから見ても一目でカスタムがわかると思います。
塗装は前回に引き続き、店売りのスプレー缶の物を使用。

意外に規格の合うビームサーベルが無く、色々かき集めました。

【設定】について。 ビグザム・ショック。 ソロモン攻略戦終盤に於いて
戦線に恐慌を撒き散らしたビグザムの異形と、ガンダムの白兵戦による撃墜劇
は多くの連邦軍将兵の脳裏に焼きついた。 次の戦いでもビグザム級の大型機
の配備が予想された。 そこで、量産機としては最高性能を誇りカタログ
スペックではガンダムをも上回るとされるSPUの射撃用FCSをオミットし、
要塞内白兵戦に特化させた仕様の機体を1機急造した。
この機体を白兵戦闘では連邦内でも五指に入ると噂されたフランチェスカ中尉
の搭乗機とした。 ビームサーベルは機体装備で4本、実体剣を2本、更に
出撃時には両手にビームサーベルを保持し、計8本の白兵戦装備によって
要塞内狭隘部での白兵戦に特化した装備となっている。
脚部は特に頑丈に作られており、一部はガンダリウム合金製となっている。
射撃戦用の装備は全く無く、火器に使用される処理容量を全て白兵戦時の機体
制御に回している為、対象戦域に到達するまでは味方機の強力な援護が必要
であったが、中尉の技量と当機のポテンシャルでビグザム級と渡り合えると
期待された。 

ア・バオア・クーに取り付いた本機と所属中隊のジム・コマンドは要塞内部に
突入したが、多くの中隊機が撃破される中で常に中隊の先頭にあった本機は、
期待通り狭隘部での白兵戦で出会うジオン軍MSを撃破していった。

結局、ビグザム級と遭遇する事は無かったが、全ての武装と両腕の損失と引き
替えに多数のジオン軍MSを撃破した本機は、要塞脱出時にはザク1機を蹴り
飛ばして撃破している。 これにより右足の動力機構に不具合をきたした
為に、帰還時に無事だったのは頭部と左足だけと言う満身創痍の大破状態だった上に、
多くの爆発と返り血のようなオイルを浴びて、機体 前面は真っ黒になって
しまっていた。 同中隊所属機で帰還したのは当機を含め2機だけと、激しい
戦いを強いられた機体となった。

MS白兵戦の達人と言われたフランチェスカ中尉の言葉を、改造を担当した
技術者の一人が覚えていた。 いわく、「頭のあれ(狙撃用センサーの付いた
バイザー)は増加装甲か?」

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