エントリーNo.07 K−太郎サマ 「GM3〜次世代量産機評価試験Ver〜」
キメっ!の一枚

タイトル
「GM3〜次世代量産機評価試験Ver〜」

ティターンズの反乱と第1次ネオジオン戦争を経て
各勢力による独自開発のMSと旧世代MSの機体性能格差に
悩まされた連邦軍首脳部は次世代標準機と呼べる量産型MS開発に着手する。
それとほぼ同時に現場の各所よりいっせいに苦情が寄せられた。
MSの規格統一がされておらず整備がやり難い、装備も機体色もまちまちで
敵味方の判別がしづらいなど。
ティターンズの解体とエウーゴの編入によって現場が混乱しているのだ。
ミノフスキー粒子下の戦闘であれば識別信号の送受信にも不都合が出る。

こうした背景を元に、次世代標準MSの開発が始まった。

開発はアナハイム社と連邦の技術開発部がコンペを行うことになった。
アナハイム社はエウーゴに提供していた汎用量産機ネモの最終調整型を投入。
(過去のMGネモコンペを参照)
連邦技術部はそれまでの量産機GMシリーズの最新作GM3で挑む事になった。
GM3は対アクシズ攻略用の要塞攻撃型MSである。
肩と腰の大型のミサイル装備、高速で要塞に突撃するための脚部スラスター。
脚部に増設されたセンサーユニットなどがそれである。

連邦首脳部の要求は「標準機」であったため、開発グループはGM3の
コンセプトから変更せざるを得なくなった。
腰部ミサイルは廃止され、肩のミサイルはマルチランチャーとして
散弾やビーム撹乱膜の散布用に残された。
Zガンダムで好評だった腕部グレネードを標準装備とし、新開発の
ビームバスターを装備して射撃、格闘の両方に対応できる形へ新化した。
しかし、腕部のハードポイントをグレネードでふさいでしまったため
シールドの装備を見送っている。
この時代になるとビームの威力が強すぎて盾では防ぎきれないため
不要の装備となりつつあったからだ。

かくして次世代量産機を目指した評価試験に参加する事になったが
GM3は最新型であり、各戦場へ出向いている機体が多くパーツのほとんどを
工場出荷状態の新品より製作する事になった。
そして、最終調整前に上記苦情があったため、追加要求により機体色を急遽塗り替えている。
そのため一部パーツは下塗りなしで地金に塗装を施してしまったため
色が違って見えるという。

結果的に「ネモの機体構造とGM3の装備コンセプト」が採用された。
機体はシンプルに、増加装備で各種戦局に対応する。
RGM−89ジェガンはこうして誕生した。
GM3の装備コンセプトは後にスタークジェガンへと受け継がれていく。


長文にお付き合いくださってありがとうございます。
上のような妄想全開で製作しました。
ディフェンサー装備はあちこちでやられてしまい目新しさがないので
悩んでいたらタイムアップで製作時間が無くなってしまった(笑)
今回も人にわからないような細かい修正を各部に施しています。
○頭部:そのまま
○胴体:腹の白いパーツ上部で1mm延長。胸ダクト外側を0.5mm切り詰め。
○腰部:リアスカートを斜め後ろに2mmほど楔状に広げています。
    股関節ユニット上部で2mm延長、その分下部を2mm切り詰め。
○腕部:肩スラスター両脇に切れ込みをいれた。
    手首はビルダーズパーツから、接続部にカバーを追加。
    スタークジェガンからグレネードを拝借。
○脚部:腿の上で1mm延長。足首をネモから拝借。すね横のスラスターフィン作り直し。
○背中:Mk-2より拝借。バーニアは大小サイズを変えてみた。
○武器:壽屋のものとMG陸戦ガンダムのライフルを合体。

色は以前のネモに合わせるようにしました。
○胸とか:ネイビーブルー
○全身:ライトブルー+ダックエックグリーン+ガルグレーを1:1:1
○関節:焼鉄色+クリアーオレンジ
○腹:GXカラーのなんとかレッド(笑)
スミ入れはエナメルの黒とグレーと茶を混ぜたダルい茶系。

設定話で仕上げの荒さをフォロー(笑)
塗装中に荒いところがいっぱい見えたので、近いうちに仕上げからやり直すかも。


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