エントリーNo.07 サトウス・バニングさま 「RGM-AX79プロト」 |
キメっ!の一枚 |
「RGM-AX79プロト」 この機体は一年戦争終結後のGP計画の裏で極秘裏に開発された機体である。 当時、ガンダム試作1号機の大型バックパックの先行開発品と合わせた新型のショックアブソーバーユノットのテストヘッドとして開発されたパワードジムだったが、試作2号機のデータと共に1機だけオーガスタ研究所に移送され、ニュータイプ(強化人間)専用の超高機動MSの試作機として改良改修されることとなった。 「超高機動」それは、ただ単に「強襲用」だけではなく、どんな状況下でも瞬時に移動(撤退)できる言わば「パイロットを生還させる」というコンセプトも備えていた。 そのコンセプトを具現化するため、試作2号機のデータを分析・改良を加え、ファンネル格納型フレキシブル・スラスター・バインダー4機を開発。搭載するための機体(フレーム)の強化も進められ、開発は順調に進んでいた・・・・・ 型式番号:RGM-AX79プロト テストパイロット:リリス・アロー(♀) ロールアウト前最終テスト。最高出力でのテスト飛行時にそれは起きてしまった・・・・ 超高機動を追及するが故、その圧倒的な出力にパイロットの身体が持たず制御不能になる機体・・・・ コントロールを失った機体は地上に激突・・・それでも止まることなく暴れる機体・・・ 木々をなぎ倒し、地面を砕き、宙に舞い、そしてまた地上に激突・・・徐々に壊れ行く機体・・・それでも 「パイロットを生還させる」機体は簡単には壊れなかった・・・ ようやく動きを止めた機体・・・それはすでにMSとして原型を留めていなかった・・・ 救出に向かった部隊が見たものとは・・・・超高機動の圧力に押しつぶされ、原型を留めていない強化人間の姿(物体)であった・・・・ かくして極秘裏に進められた開発はパイロットと共に闇に葬られた・・・・・ 写真はテスト中のものであり、バックショットは最終テスト直前のモノである。 とまぁ、こんな感じの設定でよろしいでしょうか? 機体作成のレシピは、パワードジム+サイサリス×2を使用。 サイサリスから肩周りと袴を移植。 バックパック及び後ろのバインダーはサイサリスの胸部を加工しバックパック(姿勢制御用小型スラスターユニット)とし、肩とバインダーをそのまま移植。腕に当たる部分に小型プロペラントタンクを設置。 バインダーはサイサリスのものを削り、模様を無くし、継ぎ目消しと後ハメ加工を施しました。 その他はパワードジムの機体をそのまま使用。 塗装は、何かに使おうと思って作ってあった青っぽい薄いグレーのような塗料があったので、それをベースとし、緑の部分はフニッシャーズのピュアグリーンに少し上記の薄いグレーを混ぜたものを塗りました。 ちなみに、肩のAEはアナハイムではなく、オーガスタ・エレクトロニクスの略です(笑) 機体の説明にあったとおり、バインダーの緑のカバーの中にはファンネルが入っていますが、見せることはできないようにしてあります(笑) |